上海3日目の朝もいいお天気。こんな綺麗な空を上海では、なかなかお目にかかれません。
ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。
さて、今日のお話は、「上海レンタルサイクル事情」についてです。
このページの目次
上海のレンタルサイクルは今?
日本でも話題になっているので、ご存知の方も多いと思いますが、2年前から上海ではレンタルサイクルが急激に増え、社会問題にまで発展。さらに、今は廃棄されるレンタルサイクルが山積みになっているという話。
2017年1月、凄いことになっていた!
ちなみに、私が初めてこのレンタルサイクル見たのが、2017年1月の出張時。その3ヶ月前に上海に行った時にはありませんでした。その時のことをアメブロに書いていました。
その時の記事がこちら
↓↓↓
https://ameblo.jp/cguhiro/entry-12236522170.html
この時、新車の自転車がズラーっと並んでいて、壮観だったのを覚えています。
このレンタルサイクルはスマホのアプリで、鍵が開く仕組み。どこで乗ってもどこで降りてもいい。日本ではあり得ないビジネスモデルで急成長。新規参入企業も多く、いろいろな色の自転車がありました。
あの自転車は今?
あれから1年半ちょっと。街の自転車はどうなったのか?
まばらです。あれだけあったのに、1、2台しかありません。駅前でも・・・
1年前の2017年10月にはこれだけ置いてあったのに。
1年後は・・・かなり少ない
しかも、止めてある自転車も、かなりボロいものが多い。カゴがソッポ向いていたり、サドルが大きく切れているもの。サドルのないものも見掛けました。
上海のスタッフに聞くと、価格競争に追い込まれ、経営が立ち行かなくなった企業が多いとか。結局、大手だけ残ったとのこと。しかも、一斉に新車を投入したので、修理も一斉にしなくてはなりません。修理できなくなった自転車が山のように積まれている場所があるそうです。これは見ませんでしたが。
中国でのビジネスの難しさ!
移り気の早い中国。ビジネスもどんどん変わっていきます。流行に乗ったかと思うと、すぐに同じことをするビジネスがどんどん加わり、価格競争に巻き込まれる。さらに、流行モノは日本より廃れるのが早い。中国でのビジネスの難しさを実感しますね。
レンタルサイクルビジネスが無くなる前にもう一度乗っておこうかな(笑)
今日の教訓
中国は移り気が早い!
今日のボタン
上海に置いてあるサンプルからブルゾン。ボタンはテープで留めるタイプで、パラシュートボタンと言います。その語源はわかりませんが、パラシュートに使われているのですかね。糸付けよりは強度も保てますからね。これは革テープで付けていて高そうですね。
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