今日久しぶりに御茶ノ水に行ったらビックリ。エスカレーターができていて、ホームの上に大きなフロアができていました。
ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。 さて、今日のお話は、「スーツのジャケット」についてです。
スーツのジャケットの形
突然ですが、みなさんのスーツのジャケットはどのような形でしょうか。細かく見るといろいろな形があるのですが、大きくはシングルかダブルか。なかなかダブルのジャケットはファッション上級者編なのでシングルが多いかと思います。
では、シングルのジャケットでフロントにボタンはいくつ付いていますか? 2つ、それとも3つ?1つというのもない訳ではないですが、ほとんどが2つボタンか3つボタンだと思います。
15年くらい前に流行ったのが3つボタンスーツ。3つあるボタンの上2つを留めるのが流行っていました。今はあまり見ないです。
今の3つボタンスーツ
今でも私の持っているスーツのジャケットは3つボタンばかりです。しかし、前述の3つボタンスーツとはちょっと違います。そのスーツジャケットは「段返りの3つボタン」と言います。それはこれ。
フロントボタンは3つ付いているのですが、一番上のボタンは隠れてしまっています。一番上のボタンホールのところで衿が折れているのが、「段返りの3つボタン」なのです。これはイタリアのジャケットに多く見られる形。
スーツにも流行りがあります。今どきは段返りの3つボタンが主流になっているのです。ちなみにボタンは2つ目のボタンだけを留めましょう。
そうそう、この段返り3つボタンをクリーニング出したら、2回、衿の折り目を3つボタン仕様にされてしまいました〜!やめて〜〜!
今日の教訓
今どきのスーツジャケットは段返りの3つボタン
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