成人の日だから伊集院静さんの言葉が気になる

綺麗な青空の広がる東京。成人式には絶好のお天気です!

表参道も雲ひとつない青空

ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。 さて、今日のお話は、「成人の日」についてです。

成人式

今日、2019年1月14日は成人の日。新成人の皆さま、おめでとうございます。

私が成人式を迎えたのは、1989年、ちょうど昭和が平成に変わった年。1月7日に昭和天皇が崩御され、自粛ムードだったとのことですが、ほとんど覚えていません。地元である千葉県鎌ケ谷市の確か体育館で行われた成人式。中学時代の同級生と会い、そのまま同窓会をしたような・・・。天気は曇っていた記憶。30年近く前なので記憶が曖昧です(笑)

小学校、中学校は鎌ヶ谷の学校で学びましたが、高校からは東京の学校に行ってしまったため、だんだん地元の友達とも会う機会が少なくなりました。また、行っていた小中学校の区域には大きな団地があり、団地の友人の多くが引っ越してしまいました。そんなで、成人式以来同窓会のようなものはありません。あるのかもしれないですが知りません。中学時代の友達で連絡を取れるのは一人だけ。すでにウチの実家も鎌ヶ谷から引っ越してしまったので、もう何もないので地元とも言えません。団地エリアだと地元で集まるのが難しいというのを実感です。そういう時代背景だったということですね。

鎌ヶ谷グリーンハイツ ライフルホームズより

一方で、ウチの長女の成人式もどうなるのかと思います。彼女は来年成人式です。しかし、彼女なんかはどこで成人式をやるのか?と疑問に思いました。小学校から地元の小学校でなかったです。小中は同じ学校でしたが、高校からは違う学校へ。しかも家からは1時間ほど離れた学校に行っています。地元の区の成人式に行っても誰も知っている人いない訳です。

今日行った美容師さんによると、そういうケースだと高校が仕切って成人式を行うケースがあるそうです。成人式も人によっていろいろ事情がある訳です。

成人の日と言えば

成人の日と言えば、サントリースピリッツの新聞広告。作家、伊集院静さんの新成人に贈る言葉が掲載されます。この広告、会社の朝礼でも毎年紹介しています。いい言葉なのです。

今年の広告

ヤンチャでも、困った大人でもかまわない。

成人おめでとう。

今日から大人?そんなことがあるわけがない。私もそうだった。

(中略)

そこで提案だ。君だけはつまらない大人になるナ。

ヤンチャでも、困った大人と言われてもかまわない。

君の身体の中にある夢を、情熱で、君だけの大人を獲得するんだ。その個性がいきれば、この国も、世の中ももっとまぶしくなるし、未来がひらけてくるんだ。

これだけは覚えていて欲しい。真の大人は自分だけのために生きない。お金がすべてと決して思わない。品性を得ることは人生の最高の宝物だ。いいものだぞ品性は。

夢をかなえるには苦しい時、辛い日があるぞ。

そんな時はどこかで一緒に一杯やろう。君に乾杯!

君の個性に乾杯。   伊集院静

新成人向けですが、自分に言われているような感じがします。私たちの時代、受験戦争で、いい成績をとり、いい学校に入ることを課せられてきました。そんな中ではここにある「ヤンチャ」「困った大人」なんてあり得なかった。親からは「ちゃんとしない」「真面目にやりなさい」と言われ育ってきた。そんな時代だったのです。お陰である程度の学歴は得られたが、自分の夢だとか、情熱のようなものは持ってこなかったように思います。

今、子を持つ親として、子どもたちには「勉強をちゃんとしろ」とか、「いい成績を取れ」とか同じように言っています。だけど、子どもたちは、聞いているのか聞いていないのか、意に介さず、自分たちの進みたい道を自分で選択して進んでいます。親としてはやきもきしますが、自分の夢や情熱を持って自分で選んでいるのだからいいのかなと思うようになりました。

個性が大切な時代ですから。親の望む道を自分の意に反して進ませても、個性を潰してしまうだけですからね。親としては苦労しますが・・・

今夜はカミさんと乾杯しようっと(笑)

品性については昨今の某国の大統領や某自動車メーカーの元社長のことがあるのかな・・・

今日の教訓

個性を潰さない!

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社クロップオザキの代表取締役 尾崎博之。生地、ボタン、ファスナーなどのファッション資材を扱う会社での営業を20年以上経験。顧客はアパレル会社、セレクトショップ、商社など幅広い。その経験と知識を生かして、ファッション資材に関する悩みを解消したり、資材調達の手間を省くための活動を行っている。 詳しいプロフィールはコチラ