飛行機なのに香港ー成田 23時間掛かった話

昨日と同じ出だしの写真。昨日のブログの冒頭、この写真から「とんでもないことに!」とお伝えしましたが、そのお話をさせていただき。スタートはこの香港の空港からです。

ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。 さて、今日のお話は、「飛行機大遅延」についてです。

出張最終日

出張最終日の土曜日。みんなそれぞれの便で帰国の途に付きました。朝一の便で帰るグループ、午後の便で帰るのが2グループ、私は10時20分発の便。なぜかこの便に乗るのは私だけでした。朝一だとホテルを出る時間が相当早くなります。午後便だとホテルをチェックアウトした後に時間を潰さなければならないですし、日本に着く時間も遅くなります。自分にとっては一番いい時間だなと感じていましたが、成田行きだったので人気がなかったのです。

7時半にホテルを出発。九龍駅までタクシーで行き、そこからエアポートエクスプレスで空港へ向かいました。

この香港のエアポートエクスプレスはとても便利。出発も到着もエスカレターやエレベーターに使わずに乗ることができます。しかも、空港と駅が直結で歩いて3分ほど。さらにチェックインを駅でできます。なので荷物を持たずに駅からは電車に乗ることができます。

駅は右側、左側が空港

順調に出発2時間前には空港に到着。チェックインも駅で済ませたので、そのままイミグレーションへ。朝だからか人はさほど多くなく、ストレスなくすべて手続きを終了し、早々にラウンジに到着。ラウンジでメールやSNSのチェックをしました。

空港は旧正月前で祝賀ムード

出発30分前に搭乗口に向かい飛行機に搭乗。ここまでは何かも順調。順調過ぎるほど、順調。15時半には成田に着くので、家には17時には着くな。今夜ゆっくり家で寝られるななんて思っていました。

搭乗前。これから何が起こるかは想像だにしません。

搭乗後、まさかの出来事

定刻通りにゲートを出発した飛行機。何の映画を見ようかなんて機内誌を見ていました。どれくらいの時間が経ってからか機内で機長からのアナウンス。「エンジンを始動したところ、左のエンジンが動かないので、現在点検中です」と。搭乗してから1時間くらいは経っていたような気がします。その後、機内の電源が落ちたりして、映画も見ることができず、仕方なく持ってきた小説を読んで過ごしました。

香港・マカオにぴったりの本!

しばらくして、機長から再度アナウンスがありました。バルブの取り替えが必要なエンジントラブルで、部品の有無などを確かめるとのこと。さらにその後すぐに、この機体では飛行することができないのでフライトキャンセルになりますとのこと。えー!まさかの欠航!

冗談で、まだ出発していないお客様と「今夜も香港かも」なんて言ってたら本当になってしまったのです。その後、アナウンスは二転三転し、最終的に違う機体を用意し飛ぶことになりました。ところがその出発時間が、なんと翌朝の4時半!しかもチェックイン開始は深夜1時半。18時間半の遅延で飛ぶと言うのです!

故障の飛行機

東京行きの飛行機はこの日すべて満席で他の便に振替はできないとのこと。ホテル等の手配は地上係員が案内するとのこと。そして飛行機を一度降りる訳ですが、結局降りれたのは13時半。3時間も機内で映画も見れず、食事も出ない中、缶詰め状態でした。

缶詰め状態の機内から撮影

 

飛行機を降りてからが大変

飛行機を降りてから、対応してくれると思わしき地上係員はどこにもいません。とりあえす、乗り継ぎ便のカウンターに行ってくれと言うので行ってみると、何が起きているのか理解していない航空会社の係員ではない人が数名対応。私の後ろには長蛇の列。話をすると、まず入国手続きをして荷物を受け取りチェックインカウンターへ行ってくれと言います。それだったら初めからそう言ってくれって感じでした。

入国手続きを済ませ、ターンテーブルに荷物を取りに行きます。これがまたどこに出てくるのかわからない。ディスプレイにもキャンセル便の荷物は出てなく、何人かの人に聞いてようやく発見。これがなかなか出てこない。大小2つの荷物を預けたのですが、小さいは30分くらい待って出てきましたが、大きい方が出てこない。もう荷物の吐き出しも終わってしまい、また係員に聞くと、大きい荷物は別のターンテーブルから出てくると言います。遠く離れたその場所に行くとすでに出ていて脇に置かれていました。いやいや疲れました。

次に荷物2つを持ってチェックインカウンターへ。するとこれがもう既に長蛇の列。荷物の取り出しに手間取っている間に追い抜かれてしまったのです。これには並んでられないと地上係員に問い合わせました。まず、今日帰れる飛行機は無いのか?何人かに聞きましたが、みんなバタバタで答えが帰ってきません。もう仕方ないので、遅延便で帰る覚悟を決め、ホテルはどうしたらいいかを聞くと、15時半に説明するのでここに集まってくださいとのこと。その時点で14時45分でした。朝、ホテルで朝食を取ってから何も食べていなかったので、マックで遅い昼食を取りました。

チェックインカウンターは長蛇の列

空港からホテルへ

15時半にカウンターに行くと、一緒に行く方がいらっしゃるので少々お待ちくださいとのこと。結局15分待って、ホテルへ案内してくれる方が現れその人についていきます。どこのホテルに行くのかもわからず、ただついていくとバスに乗せられました。着いた先は空港から5分ほどの所にあるエアポートホテル。

近くてホッとしたのもつかの間、ここでまた長蛇の列。そうですチェックインする人の列。バスに乗っていた以外にもこの便の関係でチェックインしようとする人が30名ほど列をなしています。しかもホテル側のスタッフもこの遅延便対応は後回しという感じで一人、二人で対応。キーをもらうのに1時間掛かりました。

結局、部屋に入れたのは18時になりました。朝ホテルを出てから10時間後にまたホテルに戻るとは予想だにしませんでした。今頃、家でビールでも飲みながらのんびりしていたはずなのに・・・

ホテルは豪華でした!

荷物の整理をし、夕食を食べ、少し仮眠。0時に起きて、出発の準備。再度空港へ。

再び空港へ

チェックイン開始1時半の30分以上前に空港に到着。当然、カウンターには誰もいないので、近くのイスで座って待ちます。結構この時間でも人がいて、イスで寝ている人も多数。この人たちも飛行機が無いのかな。

深夜1:00前に再び空港へ

カウンターが開く5分前に行くと、既にチェックインを待つ列が!もう列には慣れっこ、待つのも慣れっこです。急ぐ旅でもないですし。チェックインしても出発まで3時間ありますからね。

チェックインを済ませ、ラウンジで仕事をしながら待つこと2時間。再度飛行機に搭乗。18時間半遅れです。ハンパない!今度は飛んでくれよ、頼むから。

最終的に、無事に時間通り?離陸し、成田には9時に到着。まあ、疲れました!でも、無事に帰れたことに感謝ですね。

学んだこと

とっても大変な出来事だったけど、それをどう捉えるかは考えようです。ジタバタしても始まらないのでゆったり構えるか、急いで帰る便を必死に交渉しイラつくのか、それも自分次第。私も、いいネタができたとおおらかに構えてみたら、イライラはそれほどしませんでした。

また、待つのにもだいぶ慣れました。ちょっと人より早くチェックインできたって30分ほどの差。18時間半遅れているのだから30分くらいなんてことない。なので焦らずに対処できました。

航空会社の人たちだって、大変な思いをして対応している訳ですからね。ホテルを用意してくれただけでも感謝ですね。

もう一つ大事なことを学んだのは海外出張は遅れや欠航に備えた次の日の対策もすべきだということ。今回は日曜日だったから良かってですが、次の日重要な予定があったら大変ですからね!

今回の大幅遅延事態、実は、過去に24時間遅延なんて経験もしているのです。ハンパないでしょ(笑)

 

今日の教訓

経験が人の器を大きくする!

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社クロップオザキの代表取締役 尾崎博之。生地、ボタン、ファスナーなどのファッション資材を扱う会社での営業を20年以上経験。顧客はアパレル会社、セレクトショップ、商社など幅広い。その経験と知識を生かして、ファッション資材に関する悩みを解消したり、資材調達の手間を省くための活動を行っている。 詳しいプロフィールはコチラ