まだ世も開けない内に目白駅にやってきました!北陸に行って参ります。仕事ですよ、仕事。
ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。 さて、今日のお話は「仕事の価値観」についてです。
メインバンクの経営者交流会
赤坂見附にある某ホテルでメインバンク主催の経営者交流会に参加してきました。
この会は毎年行われていて、4〜500名ほどの経営者もしくは経営幹部の方が集まる大きな会です。参加者名簿を見ると当社のお客様もいたり、仕入先様もいたり、経営者仲間もいたりとそれだけ大きな会なのです。
この会ではまずゲストスピーカーによる講演が行われ、その後、懇親会が開かれます。しかし、人見知りの私はあまり話せる人もおらず、ただホテルの食事を堪能していました(笑)
変化対応行動
今回の講演は中央大学大学院MBAの教授である佐藤博樹先生の「社会経済環境の不確実性の増大とこれからの人材育成」というテーマ。
内容としては、変化の激しい時代の中、5年先がどうなるかは誰もわかならい。そんな不確実性の事ばかりで、何が起こるかわからない中、それに対応できる人材をどう育成していくかという話。
それには変化対応行動のできる人材育成が必要なのだそうです。その変化対応行動には、知的好奇心、学習習慣、チャレンジ力が必要とのこと。いつも同じ仕事をして、その仕事ができるだけでは、仕事のできる人ではない。そのままだとそのうち仕事のできない人になってしまうのです。
では、どうしたらいいのでしょうか。まず多様性を受け入れたり、さまざまな価値観に触れたりする経験をすることが必要なのだそうです。会社とは違うコミュニティに属してみたり、会社とは違う役割を担ってみたりすることです。例えば、子どものやっているサッカーや野球のコーチをするというのはいいそうです。
なので、仕事ばかりやっていてはダメで、仕事ばかりやっている人は多様性やさまざまな価値観に触れられないのでゆくゆく仕事のできない人になってしまうのです。
働き方改革
そこで、いつもと違うコミュニティに参加するために次に必要になってくるのが時間と心のゆとり。そこで出てくるのが「働き方改革」。ここでいう「働き方改革」はただ長時間労働・残業の削減とか有給休暇消化とかではなく、その結果としての生活改革だそうです。まず長時間労働・残業の削減では、安易な残業依存体質の解消と「長時間働く=仕事ができる」という評価を変えていく必要がある。同じ結果を出すための仕事でもいかに短い時間で集中してこなすか。顧客の要望もコミュニケーションをもっと取ることによって柔軟に対応できるようにする。納得です。
今まで特に私のような40代、50代は残業は当たり前、有給なんて取っている暇なしという感覚で仕事をしてきました。そうやって仕事をすることで成果が出るものだと思っていました。しかし、こういう今までの経験に根付いた価値観も時代の変化に合わせて変えていかないとならないのです。いつまでも同じ仕事ばかりしているといつの間にか世の中の役に立たない人になってしまいますよ。おー、怖い怖い!
今日の教訓
新しいコミュニティに参加してみる!
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