中途採用の面接会で感じる親としての想い

12月最初の土曜日は快晴の空の下、グランドへ。芝も枯れ、木々は紅葉し、落ち葉の処理に追われます。平成最後の年末ですね。

ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。

さて、今日のお話は、「子どもの人生」についてです。

中途採用面接で感じること

中途採用を急遽行うことになり、先日、ハローワークと区が主催する合同面接会に参加してきました。この面接会では企業が15社程度参加し、参加者を囲うようにブースを構えます。冒頭に一社1分半のプレゼンテーションをして、配布された企業情報、採用情報と共に、自分が応募したいブースに行って面接をするというもの。以前にも参加したことがありますが、10名以上の方と一気に面接を行いました。今回は結果的には12名の方と面接。一人15分程度なので、忙しないですが、多くの方に一気に会えるのはメリットです。

今回もそうですが、こういう中途採用の合同面接会で毎回思うことがあります。それは、若くて、いい大学を出て、中には留学までしている人もいて、それだけど会社と合わなかったのか、短い年数で辞めてしまい、この場にいる。なんだかなあと。

これは会社側にも本人にも責任があります。聞ける範囲で辞めた理由を聞きますが、よくあるのがパワハラ、過酷な労働条件、それで精神的に弱ってしまったという例。1ヶ月に休みが2−3日しかなかったという人も以前にはいました。本当かどうかはわかりませんが、会社が若手従業員を駒としてしか扱っていないのを感じます。そこで耐えられた者だけが生き残るみたいな。かなり昭和的。サバイバルゲームじゃないんですから・・・今どき流行らないですよね。

違う例であるのが、入った会社とのミスマッチ。これもよくありますよね。実際、会社説明会や見学会ではわからないことがたくさんありますから。これは選んだ学生にも責任があります。会社のネームバリューで選んでしまったり、よく研究しないで入ってしまったり。

これも転職者に感じるのですが、もう少し我慢できなかったのかなと。「合わなかったから」と簡単に辞めてしまったのだなと感じる人がいます。今、就職に関しては売り手市場です。なので、転職も以前より容易になっています。合わなかったら転職すればいいや的な発想がなきにもしもあらずと感じます。新卒採用しても3年以内に3割が辞めるという事実が物語っています。私も3年で辞めた口ですが・・・

子を持つ親として感じること

いい学校に入り、留学もし、いい会社に入っている。「いい」というのを何と捉えるかですが、ここでは有名としておきましょう。親としてみれば、いい教育を受けさせたいと願い、だからいい学校に入れたいと思います。私たちは親からもそうやって教育されてきました。家の通学学区の小学校は8割の子が中学受験をします。その人たちは、みんな少しでもいい学校に行って欲しいと思っている訳です。親の願いも叶い、いい学校に入りました。そして、就職も一部上場の有名企業に入社できました。親としては、いい子育てができた!と思うでしょう。結果だけみれば。しかし、その会社と合わなかったと言う理由で1年で辞めてしまい、今は転職活動をしている。そして、中には転職活動期間が半年以上続いている人も多くいます。そして当社みたいな中小企業も受けにくる。当社も採用人数は限られるので、採用しない。どうなんだろうと考えさせられる訳です、親として。

ウチでもいい学校を目指しなさい、勉強をしっかりやりなさいと散々言ってきました。「勉強しなさい」は今でも言っているところありますが。いい学校に入るのがいい訳ではないと、ようやく最近わかってきました。結局、子どもたちにも選択する権利、自分で考える権利があり、それを押さえ付けて親が指示命令しても、それは子どものためにならない。なぜなら「やらされ感」だから。もっとそれが進むと子どもは自分で考えなくなり、選択もできなくなる。親に依存的になるのです。子どもには子どもの人生があるのだから、それを自分で考え、自分で選択し、進んでいく。そして親はそれにアドバイスをしたり、サポートをしたりする。親は人生経験があるので、子どもたちもわかならいことを知っています。なので、アドバイスや提案するのは必要です。でも、押し付けないことなのです。

ウチでは長女は大学付属の高校に行っていて推薦でそこに行けるのに、行かないという選択をしました。しかも、この3年の夏に文系から理系に変えたいと言う始末。浪人決定です。長男は高校受験ですが、普通に受験せず、野球のスポーツ推薦で地方の学校に進学することを決めます。大して野球も上手くないのに、まさかのスポーツ推薦。そして、親が勧めた都内の学校でなく、地方の学校へ。これも揉めに揉めましたが、結局彼の望み通りに。どんな人生が彼らに待っているのかはわかりません。でも、親として結果的に彼らの選択を承認したのはよかったのかなと思っています。子どもには子どもの人生があるのだから。

今日の教訓

子どもの選択にアドバイスし、サポートするのが親

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社クロップオザキの代表取締役 尾崎博之。生地、ボタン、ファスナーなどのファッション資材を扱う会社での営業を20年以上経験。顧客はアパレル会社、セレクトショップ、商社など幅広い。その経験と知識を生かして、ファッション資材に関する悩みを解消したり、資材調達の手間を省くための活動を行っている。 詳しいプロフィールはコチラ