ファッション資材の知恵袋ブログ!
昨日に引き続き「ボタンのサイズ」についてのお話です。昨日はボタンのサイズの測り方と13mm以下のスモールボタンと言われる小さいサイズのボタンの使い途を説明しました。昨日のブログはこちらから。今回は15mm以上のサイズのボタンを紹介します。
15mm以上のボタンのサイズ
昨日もお話した通り、ボタンのサイズは直径でmm(ミリメートル)の単位で表されるものがほとんどです。15mm以上のボタンて一般的によくあるサイズが、15, 18, 20, 23, 25, 28-30mmです。大きいものだと35mmという規格のあるものもあります。
15mm以上のボタンの用途
15mm以上の大きさのボタンをシャツやブラウスに使用することはあまりありません。まず、15mmのボタンは、パンツのフロントやポケット、ジャケットの袖によく使用されます。
パンツのフロントにはひと回り大きい18mmも使ったりします。
18mmは他には、ベストやカーディガンのフロントにもよく使います。
20mmは、主にジャケットのフロントボタンに使用されます。
23mm以上は、コートやアウターに着れるニットなどがメインです。
紹介してきたのはあくまでも一般的にというものです。ファッションですから、ジャケットには20mmのボタンを使わなければならないという決まりはありません。どの大きさのボタンを付けるのかはデザイナー次第です。
しかし、あまり大きなボタンがパンツのフロントに付いていたらはずしづらいですし、逆に小さすぎるとはずれ易くなってしまいます。また、薄い生地に大きな重いボタンを付けてしまうと生地を傷める可能性もあります。なのでボタンのサイズ選びは、デザインに加え使い易さや生地との相性も考えなければなりません。
ちなみにジーンズのフロントボタンタックボタン)は17mmが一般的です。ボタンフライの下のボタンは、ひと回り小さい14mmが付いています。
まとめ
ボタンのサイズについて2日に渡って見てきました。13mm以下のスモールボタンはシャツやブラウス、ポロシャツによく使われます。15mmのボタンはパンツやジャケットの袖に、18mmはベストやカーディガン、20mmはジャケットのフロント、そして23mm以上はコートによく使われます。ボタンのサイズ別の用途を紹介しましたが、そこに決まりはないのでデザインによりどんなサイズのボタンを付けようが自由です。しかし、使い易いさや生地との相性も重要になります。わからない時は私たちにお問い合わせください。
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