いろいろな表現ができるミルフィーユボタン

ファッション資材の知恵袋ブログ!

正式な名称ではないですが、ボタンの中に「ミルフィーユボタン」と言われるものがあります。今回はこのミルフィーユボタンについてご紹介します。

ミルフィーユボタンとは

ミルフィーユというと思い浮かべるのはケーキ。ミルフィーユはフランス発祥のケーキで、パイ生地とカスタードクリームを層にしたもの。イチゴなどを挟んだものもよく見ます。このミルフィーユはフランス語で「千枚の葉」の意味。パイ生地を葉っぱに見立て多層にしたのでこの名前は付いたのでしょう。

ケーキの話でなく、今回はボタンの話でした(笑)ミルフィーユボタンとはミルフィーユケーキのようにポリエステルの原料を多層にして作ったボタンのことを言います。

まず、この写真を見てみてください。表面から見ると縦の真ん中の3列は同じ白い材料、貝調のポリエステルを使っています。しかし、薄らピンク、赤、オレンジの色が付いているように見えます。

このボタンをサイドから見るとその理由がわかります。2層になっていて下の材料はそれぞれピンク、赤、オレンジだったのです。その下の材料の色が上の白い材料に写り、薄ら色が出ているのです。ソリッドな色より綺麗で、ポロシャツやシャツによく使われています。白い生地に付けても違和感がないです。

ソリッドな色のミルフィーユボタン

ソリッドな色だけを使ったミルフィーユボタンもあります。下の写真のものは3層です。真ん中の3番色で見ると一番下がブルー、真ん中が白、一番上がイエローです。3層の原料を削っていくことでそれぞれの層の色が出てくる訳です。このボタンの場合、縁部分が一番高く、次に縁の内側、そして最下層が糸付けホールの部分。裏側から見るとブルーのみが見えます。ボタン自体はかなりポップなイメージです。

同じような3層3色使いですが、その色を国旗の色で表している面白いボタンもあります。左からフランス、ドイツ、イタリア、イギリス。下の2枚目の写真は同じ原料ですが、削り方を変えたので見え方が変わります。また、2枚目の写真の縦に色が入っているボタンは3層の同じ原料を使っていますが縦に丸く原料を取ったもの。

他にもユニオンジャックをモチーフにしたものも。かなり凝っていますね。これは削るのが大変そうです。

イカリをモチーフにしたアンカーボタンもあります。これは2層です。カジュアル感があり、子供服にも合います。

さらにこんなボタンも。サッカー好き、野球好きの方はこちらはいかが?

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ミルフィーユボタンはいろいろな表現がアイデア次第で可能なボタンです。カッコいいというより、カジュアル感やポップな感じが出るボタンですね。

ファッショナブルなボタンも

ここまではどちらかというとカジュアル、ポップなボタンが多かったですが、同じ多層の原料を用いたスーツやジャケットに使えるようなボタンもあります。下の写真のボタンも上のものと同じような2層のボタン。その2層の原料を斜めにカットして削り出しています。下の段の09番色だと黒い材料と白系の材料の2層。それを斜めにカットしているので左側だけ白くなっているのです。

他にもこんなボタンも作れます。カッコいいです!

まとめ

ミルフィーユボタンはポリエステルの2層とか3層に原料を積み重ねたものを削ったボタンです。層になっているので削り方でいろいろな表現ができます。アイデア次第ですね。かなりポップでカジュアルなボタンが多いですが、同じ要領で作ったスーツやジャケット用のカッコいいボタンもあります。ミルフィーユボタン、侮れませんよ!

ミルフィーユボタンのような非天然素材のボタンについて1月24日にワンコインセミナーを当社にて行います。詳しくは下記のフェイスブックイベントを参照してください。お気軽にご参加ください♪

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社クロップオザキの代表取締役 尾崎博之。生地、ボタン、ファスナーなどのファッション資材を扱う会社での営業を20年以上経験。顧客はアパレル会社、セレクトショップ、商社など幅広い。その経験と知識を生かして、ファッション資材に関する悩みを解消したり、資材調達の手間を省くための活動を行っている。 詳しいプロフィールはコチラ