いざという時のBCP策定って難しいもの!?

隅田川に掛かる両国橋からの景色。中央奥のビルとビルの間から、隅田川に注いでいるのが神田川。緑のアーチ型の橋は、柳橋。景色になる美しい橋です。

ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。

さて、今日のお話は、「BCP活動」についてです。

災害への備えは!?

2週連続で日本列島に台風が週末に接近。今年は本当に台風が多いです。さらに西日本豪雨や大阪や北海道では大きな地震があり、天災による被害が多い年です。

水曜日に行ったゴルフ場でも台風24号の被害

こういう災害が起こると、いざという時の備えの大切さを痛感します。しかし、実際に被害を受けていないと、備えが進まないのも現実的なところ。

BCP策定を決意

当社も5年前にBCP(事業継続計画)を作成するまでは、全く準備をしていませんでした。2011年に東日本大震災の被害の様子を目の当たりし、流石に会社としても準備しないとまずいだろということで、BCPを作成することを決めます。しかし、自社で作ろうとしても、思うように進みません。そんなことを感じていたら、東京都のBCP策定支援事業があることを発見。早速、申し込み、コンサルタントに支援してもらうことに。そして、4ヶ月掛けてできたのが、今もアップデートしているBCP文書。中小企業で自社で作るのには、限界があるので、こういう支援事業の活用はお勧めです。ネットで調べると出てきますよ。

東京のだとこちら

http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/chushou/shoko/keiei/bcp/

その後のBCP!

BCP文書ができて、それ以来、緊急連絡網の訓練や火災避難訓練も毎年行い、救急救命講習にも毎年2〜4名ほどが受講しています。また、BCP文書のアップデートも行っていく必要があります。やはり、文書を作っても、いざというときに運用できるようにしないといけないですからね。

そのために当社でやっているのが、毎年6名ほどをBCP委員として任命し、月に一度の文書見直し作業を行っています。また、9月末の経営方針発表会の後に、全従業員で読み合わせをしています。

経営方針発表会は全員が集まるので、読み合わせの良い機会

新たなアイデア!

今年のBCP委員のアイデアでできたのがBCP BOX。ここにBCP文書など最低限必要なものを入れることにしました。災害が行った時に、BCP文書自体が見つからないってことが起こりそうなので、このBOXを作りました。一目で分かる、誰もが分かるBOXにしました。そのBOXがこれ!カワイイ!

しかも、側面に貼られた絵がシュールでいい!

こんな風に当社ではBCP活動をしています。足りない部分もまだまだありますが、何もしないよりは少しでも進めていくことが大事だと思っています。

しかーし、会社の備えはこうやって進めているのに、自宅のこととなると全くできていません!なんとかしないとね・・・

今日の教訓

BCPはプロの手を借りるべし!

今日のボタン

3回連続、お客様のコート。それだけ付属が凝っている洋服ということ。今回はコートの内側の内掛けボタン。見えない所のボタンですが、ナットボタンが付いていて、ブランドロゴも刻印されています。やぱりこう言うこだわりがイタリアンぽいですよね。ただ値段は取らない。

ボタンや服飾資材に関するお問い合わせはこちらまで

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社クロップオザキの代表取締役 尾崎博之。生地、ボタン、ファスナーなどのファッション資材を扱う会社での営業を20年以上経験。顧客はアパレル会社、セレクトショップ、商社など幅広い。その経験と知識を生かして、ファッション資材に関する悩みを解消したり、資材調達の手間を省くための活動を行っている。 詳しいプロフィールはコチラ