従業員研修の成果を実感するには?

駅で見掛けたムンク展の広告。面白いし、かわいい!行ってみようっと。

ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。

さて、今日のお話は、「人材育成・研修」についてです。

研修を取り入れて1/3従業員が辞めた!?

私が社長になってから、当社では社内研修や新卒採用など、今までやっていなかったことをやってきました。その結果、この6年で従業員の1/3が入れ替わってしまいました。いろいろな理由で辞めていきましたが、やはり、私の進め方についていけないということも多くありました。直接は言われませんが。長年一緒にやってきたのに去っていく人もいました。こちらからお願いして辞めてもらった人もいました。この6年、人のことではいろいろありました。経営していく中でいつでも悩まされるのは人のことです。これは当社に限らず、どこでもそうです。なぜって、人は感情があり、機械を操るのとはわけが違いますから。一方で、そこに楽しみもあるのです。みんなが成長していったり、今までできなかったことができたりすると、それは嬉しいです。それをやってくれるのは、やっぱり人なんです。

毎年の経営計画発表会も新たな試みだった

研修の成果を6年掛かって実感!?

研修を始め6年が経ち、従業員の成長を感じます。多くの人の考え方が変わりました。依存的だったのが主体的になってきたのです。誰かがやってくれるだろうとか、誰かのせい、会社のせい、環境のせいにしていたのが、無くなってきたのです。嬉しいことです。でも、研修を始めた当初は成果が出ずに、研修を止めようかと思ったことも何度もありました。従業員からの反発もありましたし。実は今でもありますが(笑)研修の成果が出るのには時間が掛かるのです。しかも、その成果は目に見えるようなものではありません。何となく感じる程度のもの。それを感じられるかどうかなのです。

合同社員研修の風景

 

人の成長を感じるには自分を変える!?

偉そうなことを言っていますが、私も最近まで、研修の成果を感じられませんでした。なぜ感じられなかったのか?それは、求め過ぎていたのです。6年前と比べると格段に成長しているのに、普段の仕事や研修の中では、「もっとできるだろう」とか、「何でまだそんな考えなの」とか思ってしまい、「You are OK」を出してあげられない自分がいました。少しでも前より成長していたら、それでいいのに、「その程度では」と求め過ぎてしまっていたのです。人の成長を感じるには、まずは自分自身の考え方や行動を変えないとダメだったのです。こういうことも何度も私自身学んでいるはずなのですが・・・。人は忘れる生き物ですからね。だから、学びには終わりがないのです!

今日の教訓

人に求め過ぎない!

今日のボタン

バンコクのユニクロで見たalexander wangとのコラボ商品のパーカー。YKKのビスロンファスナー。引き手も変わっていて、いいですね。ユニクロは、値段は安いですが、必ずYKKのファスナーを使っています。付属もちゃんとしたものを使っているのでコスパがいいです。

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社クロップオザキの代表取締役 尾崎博之。生地、ボタン、ファスナーなどのファッション資材を扱う会社での営業を20年以上経験。顧客はアパレル会社、セレクトショップ、商社など幅広い。その経験と知識を生かして、ファッション資材に関する悩みを解消したり、資材調達の手間を省くための活動を行っている。 詳しいプロフィールはコチラ