金曜日、車に乗っていて、信号待ちでふとメーターパネルを見ると、「33333」!思わず写真に収めてしまいました。何てことないのですが・・・
ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。
さて、今日のお話は、「箇条書き」についてです。
このページの目次
箇条書きは頭がよくならない
先日、セミナーで聞いた話ですが、「箇条書きばかりしていると、頭が悪くなる」という説があるそうです。これは立教大学の中原淳教授がブログに書いています。
「箇条書きは頭がよくならない=思考のトレーニングにならない」
からだそうです。ブログに書かれているように、確かに箇条書き書いて、それで終わりにしてしまうと、その前後の脈絡とか、論理が必要ないから考えないです。詳しく読みたい方はこちらからどうぞ。
箇条書きから考えるから
でも、これは論文などの文章を書く場合の話ですよね。私も文章を書くときには箇条書きにはしません。しかし、読み手にわかりやすくするには箇条書きが効果的なこともあります。プレゼンの際のパワーポイントはまさに、聞き手にわかりやすくするためのサポートツール。箇条書きで要点やキーワードを目に見えるようにします。なので、私は箇条書きにする方が頭を使うと思っていました。
考え方の順序ですかね。プレゼンする時に、私はいきなりパワーポイントを作る事はしません。まず、文章を考えて、文章を作り、それから、内容を効果的に伝えるために、要点をパワーポイントにします。パワーポイントに文章を書いても聞き手はパッと見てもわからないです。要点だけの箇条書きのパワーポイントだと、聞き手はこれからこのことを話すのか想像できたり、内容の要点が強調され、印象に残りやすかったりします。パワーポイントはそのためのツールだから、箇条書きしますよね。
もしかすると、最近の大学生や大学院生の中には、論文も箇条書きで終えてしまう人も多いのかもしれません。確かにそれでは、頭を使わなくなってしまいます。
アイデア出しは箇条書きから
私たちもやりますが、アイデア出しは、まず、羅列でいいので、とにかく書き出すことをやります。頭に思いついたことを、できる・できないとか、現実的・非現実的とか考えず、箇条書きで書き出します。これがアイデア出しには大事だと学んできました。確かに大事です。この中から、自分たちが今まで思いつかなかった新しいアイデアが生まれます。これも、アイデア出しだけで終わってしまうと、何も起こらないですし、論理的に考えることもしません。なので、きっかけは箇条書きでも、そこで終わらないことが大切ですね。
文章を書くというのは結構ハードルが高いです。なので、箇条書きで済ましてしまうというのが多いのかもしれません。言われてみると、会社で研修の振り返りなども箇条書きで書いてくる人もいます。これから提出物は、箇条書きではなく、文章で書くようにした方がいいですね。
今日の教訓
文章を書く!
今日のボタン
ワッフル生地のジャケット。ボタンは水牛調のポリエステルボタン。かなりツヤツヤのボタンで、色は地味ですが、主張力のあるボタンです。ツヤツヤボタンもちょっと流行りですね〜♪
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