ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。
さて、今日のお話は、「子どもの野球」についてです。
学年により違う雰囲気
日曜日の今日、中3の息子の所属するチームの卒団試合。最後の試合で、現役生との試合をしました。そのことはまた書きます。ウチではこの中3の長男と中1の次男が同じチームで野球をやっています。
同じチームでも学年が違うとまったくカラーの違うチームという感じで面白いです。しかも、これは親もそうなんです。その学年学年によって違うんですよね。今の中3のチームの親たちは中1になる前から飲み会があり、なんだかんだ2ヶ月に1回は飲んでいました。今回の次男の中1のチームも飲み会の頻度は少ないのですが、わきあいあいとやっています。どちらかと言うと中1のチームのお父さんたちの方がおとなし目です。
子どもが野球をやっている親
子どもが野球をやっている親って熱い人が多いです。私は子どもが野球をやるまでまったく野球に興味なかったので、野球のことはよくわかりません。熱くもならないので、ちょっと俯瞰して見ることができます。
拙い経験ですが、今まで子どもたち野球を見ていてまず思うのが、野球って親が関わり過ぎるスポーツだなと。小学生の時の少年野球はともかく、中学の野球でも親が出て行きます。特にウチの子どもたちが所属しているのは部活でなく、クラブチームなので親の協力なしには運営できない事情もあります。試合は親もみんなで応援します。私の中学の部活、軟式テニスの試合に親が来たことは一度もありませんでした。それが良いか、悪いかではないのですが、親が出て行くのが多いなと感じます。でも、やってみるとそこに楽しみを感じるのですが。
次に結構もめごとが多いのも感じます。これはチームと親、親同士などいろいろ。野球に熱い人が多いので、言いたくなってしまうのでしょう。フツフツと不満を溜めて、子どもに愚痴るのは一番よくないと思います。一方で、思っていることをすべて言ってしまうのもどうかと思います。よくあるのが練習方法だったり、選手起用だったり。いろいろ思うことはあると思いますが、そこはチームに任せているのだから、口出しをしないというのが大前提なのではないかと思います。ウチのチームは思うことがあったら言ってくださいと言ってくれています。しかし、学年全体の親の総意であれば言ってもいいと思いますが、個々のことは言う必要はないです。きりがないですからね。親も親ですからね、自分の子どもにいい練習をさせたい、活躍してほしいという親ごころは理解できるのですが、我慢も必要です。
最後に、親が子どもに期待し過ぎるとか、親が子どもの野球に子どもよりのめり込んでしまうのも問題です。子どもが自分ではやりたくないのに、親が言うからとか、親の無言のプレッシャーでやり続けているなんていうのは可哀想です。子どもは自分で選択する権利を持っていますから。口出しと同じく、親の子離れが必要です。かく言う私もできていませんが・・・
親の子離れ
野球は歴史のあるスポーツです。だから、今まで関わってきた人も多いです。親世代に野球をやってきたという人が多いのは歴史があるスポーツだから。また、歴史があるからいろいろな野球理論も生まれています。野球の人気が停滞気味と言いつつ、高校野球は人気ありますし、プロ野球はスポーツの中では一番話題にもなります。実際、他のスポーツより野球をやっている子どもの親は多いと思います。子どもに野球をやって欲しいと思う親も多いでしょう。小学生までは親がついて野球をやっていくのもいいですが、中学生になったら親も子離れして、一歩引いたところから見てあげるのがいいと感じる今日この頃です(笑)
今日の教訓
親の子離れ
コメントを残す