風もなく、日差しの下では暖かく、穏やかな1日の日曜日です。
ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。
さて、今日のお話は、「違いのわからない男」についてです。
温泉っていいよね
昨日のブログで書きましたが、金曜、土曜と山梨県の小淵沢に行って来ました。理由はこちらから。今回泊まったのは小淵沢の道の駅と同じ敷地にあるスパティオ小淵沢。延命の湯という温泉がありました。今回の私の楽しみはこの温泉だけ。温泉は広くて、露天風呂もあり、よかったです。
しかし、実は私、温泉のいいとか悪いとかよくわかりません。温泉の泉質とかお湯がいいとかよくわかりません。お湯がぬるっとするとか、匂いがするとか、それくらいはわかりますが、それ以外のお湯の良さとか正直よくわかりません(笑)
よく「温泉いいよね」、「温泉行きたいね」って言います。私も言います。しかし、いざ温泉に行ってみると温泉の湯がいいのか悪いかはよくわかりません。湯だけ捉えたら、家の風呂と変わらないとも思います(笑)
「温泉いいよね」という言葉の中には、温泉というお湯だけでなく、温泉という独特の雰囲気、いつでも入れるという自由さ、露天風呂という開放感、非日常、温泉宿の地のものを使った料理など、総合して「温泉いいよね」と言っているのだと思うのです。
昨今は東京でもスーパー銭湯などに温泉があります。そういう温泉に入っても、私の思う「温泉」ではないのです。ここでもお湯の違いはわかりません。でも、その場の雰囲気、非日常感、開放感がやはり真の温泉とは違うのです。だから、「温泉いいよね」というのはその温泉とその周りのもの全てを捉えて、「いい」って言っているのですね。
良し悪しって?
温泉のお湯の良し悪しがわからない理由を論理的に述べてきましたが、実はお湯だけでなく、いろいろなものの良し悪しがわかりません。私はお酒を飲むのが好きです。特にビールと赤ワインが好きです。なのでよく飲みますが、これらも詳しい良し悪しはわかりません。ビールの味の違いはわかりますが、良し悪しはわかりません。好き嫌いはあります。アメリカのバドワイザーや中国や韓国のビールによくある薄い味のビールは嫌いで、濃い、コクのあるものが好きです。日本のビールはそれら薄いビールに比べるとみんな美味しいと思います。ウチはサッポロ黒ラベル派ですが。
赤ワインもよくわかりませんが、これも濃い味が好きです。フルボディのものが好きです。しかし、それ以上の良し悪しはよくわかりません。美味しいと言われるものは全部美味しいです。
違いのわからない男
コーヒーも濃い味が好き。だけど良し悪しはわかりません。好きなものはあるけど、その先の違いはよくわからない「違いのわからない男」なのです。その時、その時は美味しいと思うのですが、その味をずっとは覚えていられないのです。SNSの投稿みたいに流れていってしまうのが多いのです。温泉もそう。その時はよかったと思っても、そのお湯がどうだったかは覚えていません。温泉の情景だとか雰囲気は覚えているのですが。「その場だけの男」という訳です(笑)
2019年は少しは「違いのわかる男」に近づきたいと思います。
今日の教訓
違いを知るには覚えてないと!
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