マーケティングを知らないとやっていけない!?

綺麗な秋の空です。湿度も低く、気候も秋らしくなり、気持ちいい。ジャケットを着て、外を歩けるのもいいですね♪

ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。

さて、今日のお話は、「マーケティング」についてです。

売れるものがある訳ではない!?

先日、ゴルフコンペでご一緒させていただいた方で、30代の創業経営者の方がいました。元広告代理店に勤務していて、今は独立して広告代理店業の他、物販、飲食など多角的に経営をしています。やり手です!

自分のビジネスに置き換えると、既存のビジネスに関連性のない飲食とかに進出するなんて考えられないですが、そういうことができるだけで凄いです。

経営として興味深かったので、飲食業について話を聞いてみました。焼肉店を一店舗東京の一等地で経営しています。今、創業3年で順調に売上をあげているそうです。詳しく話を聞いていて感じたのは、「売れるものがあるのではなく、売れる売り方がある」ということ。要はマーケティングってことです。

イメージです

広告代理店のノウハウと、焼肉に関しては学生時代の肉屋でのバイトの経験で、肉の良し悪し見極めができるとのこと。この2つがあるから、上手くいっているのだと感じました。いくら美味しいお肉を提供しても、知ってもらわなければ無いのと一緒です。美味しいお肉を適正な価格提供し、上手にプロモーションして、お店の立地とターゲットカスタマーも考えているのです。これが広告代理店で養ったマーケティングだなと。

美味しいだけでは選ばれない!?

一方で、先日、初めて行ったレストランのことがあります。たまたま次男と二人で夕食を取ることになり、近所で外食をすることにしました。初めに行こうとしていたお店が休みで、ぶらぶら歩きながら、行ったことないイタリアン風のお店に入りました。家族向きというより、大人同士向けという感じの内装。でも、オシャレ感はそれほどなく中途半端な内装でした。でも、料理はどれもとても美味しかったし、リーズナブルでした。ひとつ残念だったのがワンオペで回ってないってこと。料理も飲み物もなかなか出てきません。こっちが頼むのに気を遣ってしまいます。これだと、いくら美味しくても、また来ようと思いません。その日もテーブルは7、8つほどありましたが、お客は私たち含め3組7人だけ。ちょっともったいないですよね。いくら美味しい料理を作れても、マーケティングがしっかりしていないと上手く行かない時代なんだなと実感。

選択肢は急増している!

それで考えてみました。私が東京に引っ越してきて12年ほど。近くの駅には飲食店がたくさんあります(以前住んでいた千葉には歩いて行けるところに飲食店はありませんでした)。でも、引っ越してきた時にあった飲食店で今も残っているところは多くないです。美味しかったイタリアンもお好み焼きも無くなってしまいました。やっぱりマーケティングが足りないんですよね。たぶん。昔はマーケティングなんて考えなくても、美味しいものを作れば客が来ました。それは選択肢が少なかったですから。でも、今は飽食の時代で、お店もそこら中にあります。選択肢は多いのです。多すぎてわからないほど。だからこそ、マーケティングで知ってもらい、気に入ってもらい、リピートしてもらうことが大切なんです。

だからこそ、マーケティングをしっかりやっていこう!と感じる今日この頃です。

今日の教訓

中小企業でもマーケティング!

今日のボタン

少し秋らしくなったので秋冬用のハリスツイードのベスト。ボタンは本水牛の縁が太めのボタン。水牛ボタンの中ではオーソドックスな形に色ですが、このツイードの生地にぴったりですね。最近ベストのことをジレなんて言います。これはフランス語でベストのことです。

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社クロップオザキの代表取締役 尾崎博之。生地、ボタン、ファスナーなどのファッション資材を扱う会社での営業を20年以上経験。顧客はアパレル会社、セレクトショップ、商社など幅広い。その経験と知識を生かして、ファッション資材に関する悩みを解消したり、資材調達の手間を省くための活動を行っている。 詳しいプロフィールはコチラ