出張、研修と立て続き、朝から会社に出社するのは久しぶり。ちょっと薄暗く寒空ですが、いつもの場所に帰ってくるとやっぱりホッとしますね。
ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。 さて、今日のお話は、「立場転換」についてです。
相談できる経営者仲間
私にはいろいろなことをざっくばらんに相談できる経営者の仲間がいます。特に私と同じ後継者の知り合いは多いです。業種や仕事内容は違っても悩みどころというのは似たようなことが多いのが後継経営者です。
特に悩みで多いのは、従業員のこと、先代との関係、株の相続が多いです。先日、そんな後継経営者の勉強会があり、参加してきました。そこで今の自分の悩みを話をしました。それはやはり従業員のこと。残業のことでした。
私は経営者として自分の会社をやっている訳で、自分が正しいと思ってやってきているのですが、結構、この仲間と話をしているとダメだしされることも多い。今回もダメ出しされてしまいました(笑)
経営者に必要なこと
今回のダメ出しで私に不足していたのは「立場転換力」です。自分が逆の立場だったらどう感じるのかという事。今回のケースでいうと自分が従業員の立場だったらどうなのか。もし自分が嫌だと思うなら修正すべきなのです。
経営者という立場に長くいると、この立場転換力が衰えていく気がします。特に従業員に対しては。なぜなら、自分は経営者なんだ、上なんだという傲慢さが出てしまうためです。そうならないように心掛けていても、油断すると出てしまい立場転換ができなくなるのです。
私の場合、恵まれています。ダメ出ししてくれる仲間がいるので、その都度気づかせてもらえます。人にダメ出しってなかなかできないですから。
立場転換力
この立場転換力は、従業員に対して以外でも仕事上重要なのが「お客様の立場になる」こと。よくお客様の立場になって考えると言われますが、実際にはなかなか難しい。本当のお客様の気持ち、求めているものって何なのかを想像するにも、この立場転換力が生かされる訳です。立場転換力をもっと養わないと。そこに必要なのは想像力と経験ですね。それには内にこもらず、行動することかな!
今日の教訓
相手の気持ちを想像する!
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