仙台から東京に戻る新幹線の車窓から見えた雲。なんだか透明の天井があって、雲がこれ以上、地上に近づくのを阻止しているように見えました!
ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。
さて、今日のお話は、「若手クリエイターへの取り組み」についてです。
このページの目次
OEM会社の若手クリエイターへの取り組み
先日久し振りに、渋谷にあるお客様、ワンステップさんを訪問。ワンステップさんはOEMで縫製を受けているアパレルOEM会社です。今は洋服以外にもバッグの生産をやったり、ラクロスの自社ブランドウェアを生産販売もしています。ワンステップさんのホームページはこちらからどうぞ。
ワンステップさんは当社が引っ越しをする1年ほど前に事務所を移動して、とってもオシャレなオフィスになりました。そのコンセプトは「お客様に来てもらえるオフィス」ということでした。当社もそのコンセプトに共感し、ショールームを広く、綺麗にしました。お陰様で、ショールームに来てもらえることが増えました。以前は来てもらうのをはばかるようなオフィスにショールームでしたから・・・本当によかったです。
そんなオフィスを参考にさせてもらった会社への訪問。ワンステップさんはさらに進化していました!「お客様に来てもらうオフィス」には変わりないのですが、奥のショールームスペースをレンタルショールームにしていたのです。さらに、そのレンタルは若手クリエイターに格安で提供していました。訪問した日もバッグのクリエイターが展示会をやっていました。このレンタルスペースの名前もいいです「TSUGI」です。詳しくはこちらをどうぞ。
さらに、以前は渋谷駅近くで行なっていた縫製スペース「machibari」をこのビルの上に引っ越し。小ロットの縫製はここで受けているのです。若手クリエイターの小ロットにも相談に乗って、生産をしていました。ブランドを起こしたばかりで、売り先がまだ少ないと、生産する工場がなくて困っています。そんなお困りごとにお答えしているのです。素晴らしいですよね。
クロップオザキの若手クリエイターへの取り組み
当社でも、若いクリエイターやブランドを始めた人などの資材調達の手間を省きたいということで、Handy CropというECサイトをリリースしました。ネットで資材調達ができる仕組みです。まだまだ商品群が足りないですが、随時増やして行っています。Handy Cropは下記のサイトをご覧ください。
また、当社のショールームには生地から付属まで、多種多様なサンプル帳があります。このショールームは、資材探しや企画書作成時に使ってもらえればと、無料開放しています(予約制)。ショールームの情報はこちらからどうぞ。
先日行なった付属の勉強会も、そんな若手クリエイターのお役に立てれればという思いで行いました。
まとめ
ワンステップさんも当社でも、若手で洋服を作っている方や縫製品を作っているクリエイターの人たちのお役に立てれればという思いで、いろいろとやっています。アパレルで活躍を目指す若手や、夢を持ってアパレルやっている人たちを、自分たちのできること、得意なことで、何かできないかという思いです。私が言うのもおこがましいですが、アパレルの未来を明るくするのは若手ですからね!若手の活躍の場を創設したり、ものづくりをサポートしていくのは必須です!
ワンステップさんに久し振りに訪問して、刺激を受けて帰ってきたという訳です!
今日の教訓
アパレル業界は若手が明るくする!
今日のボタン
先日セールで買ったイタリアのパンツ。白いコーデュロイに真っ赤なボタン。たぶんポリエステルボタンを染めて、コーティングしています。白い生地に赤く染めたボタンは、色移りしやすく、かなり危険。コーティングする事で色移りを避けていますが、ちょっとこわい。
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