前回のブログを見ると5月16日。そして今日は6月11日。一週間に1回は最低でもブログを書こうと思っていましたが、ちょっとサボるとすぐに1か月が経ってしまっています。やっぱりブログを描かなくなると書けなくなってしまいますね・・・
ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。 さて、今日のお話は「アパレル業界」についてです。
アパレル業界のトップの集まる朝食会 8:00am開始
梅雨入りする前の先週水曜日、朝から赤坂見附にあるホテルに行き朝食会に参加。この朝食会は業界紙 繊研新聞社さんが主催して毎月1回行われるもの。
朝食会と言っても、ただ食事をするだけでなく、アパレル関連企業のトップが集まる会なのでご挨拶したり、名刺交換したり、交流もします(私の一番苦手なやつですが)。そして、朝食後はゲストスピーカーのセミナーがあります。いろいろな方がお話されます。今回は住宅評論家の櫻井幸雄氏。これからの不動産市況、東京五輪後の動きなどの話を聞きました。小売業をやっている人たちには興味深い話だと思います。あと財テクしているお金持ち経営者の方やアパレル業でも不動産ビジネスをやっている方には有益な話でした。B-to-Bの資材卸売であり、弱小企業の私にはあまり関係のない話でした。自社ビル昨年売却しちゃったしね(笑)
アパレル懇親会 in Tokyo 8:45pm開始
そんな朝食会が行われた日の夜に行われた飲み会に参加しました。この飲み会は「アパレル懇親会 in Tokyo」というもの。三重県の縫製工場 近藤ソーイングの近藤社長が「東京で展示会をやるので飲もうよ」という呼び掛けに集まった人たち。ほとんど付き合いはSNSだけ。
私が近藤社長に会ったのは4年前くらいのとあるセミナー。それ以降はFacebookでの交流。近藤社長は縫製工場の立場で、気持ちのいいくらいハッキリと意見を言っているのが面白く、共感もできるのでいつも投稿は読んでいます。そんな近藤社長のお誘いなので、飲み会に参加することにしました。誰が来るのかも知らずに。
この飲み会ですが始まりがなんと8時45分から。遅っ!そんな遅い始まりの飲み会に集まったのは9名。飲み会が終わったのは11時半近く。流石に二次会には行かずに退散しましたが、もっと話がしたいくらい楽しかったな。ほとんどの人が初めて飲む人だったのですが、めっちゃ楽しかった。実は初めての人との場が苦手な私は行くの止めようかなと思っていましたが(ここだけの話)、参加してよかったです。
売上規模とは反比例する楽しさの大きさ
この飲み会に今回集まった物好きは、主催者の近藤ソーイングの近藤社長、奥様、アパレル業界を渡り歩いてきたニットデザイナー、帽子が大好きなセレクトショップオーナー、某大手帽子メーカーから独立した帽子デザイナー、四国のOEMメーカーから自社ブランドショップを立ち上げた社長と営業の方、そして、某日本最大のファッション専門学校、大学のファッション産学推進機構 機構長。
このアパレル異業種交流会のような飲み会、みんなに共通しているのは小さいながらも志を高く持ち、今のビジネスに挑んでいる点。機構長の学校は大きな学校ですが、機構長も若手デザイナーの発掘など未来の日本のアパレル業界を担う若者をサポートしています。そしてもうひとつ、みんな今の自分のビジネスを楽しんでいるということ。その「楽しい」というのは、決して売上を大きくしたとか利益を多く出したとかそういうものから来ているのではない。志高く、自分のやりたいことに挑んでいるから、それだけで楽しいという感じなのです。苦労することも多いと思いますが、それすら楽しめるという感じです。
今回の飲み会、同じ日の朝食会より私にとっては学ぶことが多かったです。それは売上や会社の規模の問題でなく、小規模でも自分のやりたいことをやって食べていけるている人たちの集まりだから。これからのアパレル業界は、志を高く持ち、自分のやりたいことをやっていくという人や会社がうまく行くんだろうなと感じました。また、そういう小規模ブランドや会社が増えていくのを改めて実感しました。それはそれでアパレル業界にとって楽しく明るい未来になるのでしょう!
今日の教訓
売上・利益のために経営するのではない!
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