野球から勝ち負けを取ったら何が残るのか!?

この日曜日は朝から荒川河川敷のグランドにいました。朝は雲も多く、風も冷たく、前日の暑さが嘘なような肌寒さでした。何かを予感させるような・・・

ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。 さて、今日のお話は「野球の勝負」についてです。

中学シニア夏大会開幕、そして・・・

日曜日に河川敷にいたのは、次男の所属する中学シニア野球(硬式野球)チームの公式戦だったためです。もう夏の大会の開幕です。この夏大会は関東の中学シニアが集まり戦っていくもの。全国大会に繋がる大会で、中学3年生にとっては実質最後の戦いになります。昨年は長男が同じ戦いに挑みましたが、延長戦の末、1回戦で敗退してしまい涙を飲みました。あれから1年。すごい昔のようにも、ついこの間のこようにも思えます。その時の話がブログにありました。その時の壮絶な戦いはこちらから。

今回はいつも試合でよく来る荒川河川敷での第一試合。クジ運によっては静岡とか千葉に行かなくてならないので、その点ではラッキーでした。相手は互角もしくは、実力を出せれば勝てるチーム。結果は劇的な場面も少なく、3−5で呆気なく敗戦。3年生の上部大会につながる戦いは敢え無く終わってしまいました。実際にはこの後にも一大会ありますし、高校野球を目指す選手は来年入学まで練習に参加もしますので、これでおしまいという訳ではありません。

試合の勝ち負けが大事なのか?

今回の敗戦について監督やコーチは自分たちの責任であると、選手、そして私たち親にも話しました。監督は涙ながらに特に3年生とその親には申し訳ないと謝っていました。監督、コーチ陣にはもっとできたという想い、悔いがあったのだと思います。私たち親ももう少しこうして欲しいとか、こういうことをやった方がみたいなものはあります。しかし、そこは親が口出しするものではありません。選手として子どもたちを預けている訳ですから。もし嫌だったら、納得がいかなったから、辞めて別のチームに移ればいいのです。監督、コーチはボランティアでやってくれている訳ですし、負けたって感謝の気持ちでいっぱいです。今回の3年生の親だってみんなそう思っています。

試合前、2、3年生の集合写真

スポーツですし、勝負ですから、負けるより勝つことを目指すのは当然です。しかし、チーム方針として勝利にこだわるのか、それとも違う部分にこだわるのかは大切です。子どもたちが所属するリトルシニアリーグ(中学硬式野球)には多くのチームがあり、強豪で毎年全国大会に出場するチームもあります。もし勝ちにこだわるのであれば、そういうチームに行けばいいのです。今のチームはそこまでの強豪ではなく、そこそこのチームです。人数も一学年20名に満たない少人数です。強豪チームになると一学年50人というチームもあります。

ウチでは長男がこのチームにまず入りましたが、強豪チームではろくに練習もできないのではと思い、このチームを選びました。初め18人いたチームメイトは最後には12人になってしまいました。前述しましたが、3年生最後の夏大会は1回戦負け。しかし、その後の大会で優勝し、有終の美を飾ることができました。ウチの長男も含め、12人中11人が高校に野球で進学。半分以上は甲子園出場校に進みました。また、毎年チーム出身者が甲子園に行っています。中には大舞台でホームランを打った先輩やエースとして投げた先輩もいます。

中学時代のチームで試合に早々に負けても、高校野球で活躍するチャンスはたくさんあるのです。そのための野球を教えているのがこのチームの方針なのです。勝ち負けよりも、その内容やプレーにこだわり、基礎の練習をとことん教えてもらうのです。そこが良くてこのチームに子どもを預けています。

長男のこと

ウチの長男は今年4月から高校生になり、地方の学校に進学したため寮生活です。そんな長男がこの中学生のチームに入ったのが3年ちょっと前。入った当初から卒団まで身長は一番小さく、パワーもありませんでした。足も早くないし、肩も強くない。小学校時代の少年野球も他の同期の選手に比べると格段に練習量が少なかったのです。それなのでチームでの試合出場は12名中一番少なかったです。しかし、それでも腐ることなく3年間やり続けてきたのは素晴らしいと思います(親バカですが)。自分が出ていなくても昨年の夏大会の負けでは悔しさに大泣きし、次の優勝した大会でも出場機会は少なかったものの最後はウィニングボールをキャッチして、みんなと大喜び。めげずにやってきた甲斐があったのでしょう。

そんな長男と入寮以来初めて夏大会の報告も兼ね電話で話をしました。言葉は少なかったですが、野球を楽しみ、頑張っている様子が伝わってきました(勉強は???)。彼自身、勝ち負けで言ったら、中学時代の野球はほぼ試合に出ていないので「負け」です。親としても不甲斐なく感じるとも多々ありました。しかし、今、高校に入って野球をやれるのは中学時代の教えがあるからです。中学時代の勝ち負けなんて大したことではないのです。高校だってそうかもしれません。人生は長い訳ですから。野球の技術的なことだけではない多くのことを野球を通して学んでいると感じます。

スポーツでプロは勝ち負けにこだわらないとやっていけないですし、トップアスリートたちもそうでしょう。しかし、中学生までのスポーツでそこまで勝ち負けにこだわらなくてもいいのではないかと感じます。もちろんやるからには勝ちにいく気でやってもらいたいですし、応援しますけどね。

そんなことを考えさせられた日曜日の夜でした。

今日の教訓

大人が子どもの勝ち負けにこだわり過ぎない!

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社クロップオザキの代表取締役 尾崎博之。生地、ボタン、ファスナーなどのファッション資材を扱う会社での営業を20年以上経験。顧客はアパレル会社、セレクトショップ、商社など幅広い。その経験と知識を生かして、ファッション資材に関する悩みを解消したり、資材調達の手間を省くための活動を行っている。 詳しいプロフィールはコチラ