海外出張にみるアパレル製造の変遷と海外出張の注意点

今年初の出張で香港に来ています。気温は朝でも15℃くらいで日本の冬に比べると格段に過ごしやすいです。

ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。 さて、今日のお話は、「海外出張」についてです。

付属屋の海外出張

私がこの会社に入社した25年前には海外出張などありませんでした。国内出張すらほとんどなく、出張があるというと何か問題が起こって、縫製工場に代わりのものを持っていくくらいのもの。当時、誰かが出張に行くというと、何かやらかしたな!ってみんな思っていました(笑)

この当時、私たちのお客様は百貨店アパレルがほとんどで、縫製はほぼ国内縫製でした。なので、私たちが海外に出張に行くなんてことはあり得なかったのです。一方で、量販店向けの衣料やユニフォームのお客様を持つ同業他社は早くから中国など海外に出ていました。

私が入社した25年前くらいから百貨店向けアパレルもメンズから海外生産を初め出していました。それから10年ほどしてレディースも海外生産にシフト。今ではほとんどが海外生産です。私たち提供する資材も海外で手配するようになっています。すると当社でも海外出張が増えてきました。

タイの地下鉄

私の海外出張

私も年に6〜7回は海外出張に行っています。出張で多いのは子会社のある中国、提携先のあるタイ、縫製工場のあるベトナムなど東南アジア。展示会でヨーロッパやアメリカに行くこともありましたが、今はスタッフが行っています。

ベトナムの縫製工場

結構、弾丸出張もあり、一昨年の年末には1泊2日大連に出張し、それ以前にも1泊2日で台湾もあります。極めつけは日帰り上海出張というのも。その時は空港から出ないで帰ってきました。

上海では毎年展示会に出展

あと強行日程で、ドイツから朝、日本に帰ってきて、その日の夕方にニュージーランドに飛び立ったという経験もあります。自分がどこにいるのかわからなくなります(笑)でも、なんだかんだ海外に行くのは好きですし、強行スケジュールも案外好きです。

今回、パスポート更新して初めての出張だったのですが、今のところどこにもハンコは押されていません。日本の出国は顔認証で自動になっています。香港の入国もハンコは押されました。どこまでまっさらで行けるのか!?

海外出張に持っていくもの

海外出張に必ず持っていくものといえば、パスポートです。当たり前です。パスポートが無ければ出国できませんから。とは言え、私は3回忘れたことがあります。2回は妻に届けてもらい事なきを得ましたが、1回はアウト。翌日の便で向かうなんてことに。今ではパスポートを忘れないように会社に置くようにしています。

パスポートを忘れてもカバンに入れていたものがあります。それは体を洗うゴシゴシタオル。これがないと嫌なのです。ホテルのタオルで体を洗っても洗った感じがしないので、必ずこのゴシゴシタオルは持っていきます(笑)

海外出張は非日常感を味わえますし、いろいろ刺激を受けられていいです。でも、もういい歳になってきたので、強行スケジュールや弾丸出張は控えたいと思います。今回と次回も結構強行スケジュールなんですけどね。   

今日の教訓

海外出張は行くべき!

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社クロップオザキの代表取締役 尾崎博之。生地、ボタン、ファスナーなどのファッション資材を扱う会社での営業を20年以上経験。顧客はアパレル会社、セレクトショップ、商社など幅広い。その経験と知識を生かして、ファッション資材に関する悩みを解消したり、資材調達の手間を省くための活動を行っている。 詳しいプロフィールはコチラ